第55回弘前市民総合体育大会弓道競技が開催されました

 7/11(日)、青森県武道館近的弓道場第55回弘前市民総体弓道競技が開催されました。

 参加チーム数は高校生と一般を含め5人立で30チーム。個人戦のみに出場する選手を含めると総勢166名の参加となりました。

 個人戦は4矢一回高的中順で順位を決定し、団体戦は予選5位タイまでのチームが決勝に進出し、予選+決勝の合計で順位を決定しました。


 6月に行われた青森県高等学校総合体育大会終了後に3年生が引退し、代替わりしたフレッシュな顔ぶれでの最初の公式大会です。的中はそれほど伸びてはいない印象を受けましたが、それでも予選で半矢以上の的中を出すチームもあり、秋の新人戦が楽しみな仕上がりになっているようです。

 高校生はこれから夏休みが控えているので、しっかりと研鑽を積んで新人戦を万全の状態で迎えて欲しいと思います。


弓道用語

<遠近競射(えんきんきょうしゃ)>
 
 個人戦での順位決定方法の一つで、優勝決定戦以外はこの方法をとる場合が多いです。




 一つの的に、競射に参加する人が順番に一本ずつ引いていき、的の中心に近い人から順番に順位を振り分けられます。

 ちなみに、的の中心から一番近い人から順位が決定していくので、的に中らなくても入賞する場合もあります。私はそれで2位になったことがあります…


<半矢(はんや)>
 中った本数が半分ということ。四本引いた場合は二本中ったということです。学校や地方で「羽分け(はわけ)」「片矢(かたや)」など他の呼び方があります。

TAKAHASHI