一つは、雲のプラス電気を大地に放電する落雷の割合が高いことです。
夏の雷は大多数が雲の下降マイナス電気を大地に放電します。
ところが、冬には、雲の上の方に溜まるはずのプラス電気を大地に放電する落雷が、30%くらいおきます。
夏の落雷では、最初に空気の絶縁を破壊する放電は雲から地表に向かって下降します。
ところが冬の落雷では、最初の放電が地表から始まって、雲に向かって上昇するものがあります。
こういう落雷の割合が多いことが二番目の特徴です。
このタイプの落雷は上に向かって枝分かれする特徴をもっています。
三番目の特徴として、ときどきものすごくエネルギーの大きい落雷がおきることがあります。
送電線に落ちて大規模の停電をおこした例などがあります。
冬の雷もかなり怖いので気をつけましょう (^。^)/